4WAY-4ウエイについて

4WAYについて

考えてみよう!

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ここでは4WAYについて考えましょう。
4WAYとは4WAYコーディネーションとか4WAYインデペンデンスとかいわれているものです。こういうと、オスティナート奏法とか、リニアフレーズなどといった複雑で難易度の高いものを想像しがちですが、本当は

ドラムにおいて4WAYとは、右手、左手、右足、左足を動かすという意味なのです。

この4つ(四肢ともいう)が動いていれば4WAYであるといっていいと思います。何も難しいことをやらなければならないわけではなく、この四肢をコントロールできていればよいのです。例えば簡単なリズムを叩いていたとしても、四肢が自分の思うとおりに動かすことができているならばOKなのです。

ここでは伝統的な4WAYについてスウィングのリズムを中心にして取り組んでいきましょう。よくジャズで使うシンバルレガートを叩きながらごくごく基本的な、マックスローチ・スタイルの基礎にあたる問題をやってみましょう。マックスローチ・スタイルとは、右手をシンバルレガートで、左足を2拍4拍でキープしたまま左手と右足で自由自在にフレーズを叩くスタイルのことです。ここではそのスタイルの土台作りとして4WAYに取り組みながら、スウィングのフィーリングもつかみとっていきましょう。

まず右手が担当するシンバルレガートを叩いてみましょう。
ここではよりスウィング感が増すように、小節のアタマから入るのではなく、前の小節の4拍目から叩く習慣も身につけましょう。



レガート(legato)とは本来滑らかに演奏することを意味します。
ですからシンバルレガートも拍ごとに途切れないように、滑らかに叩きましょう。あたかも2拍目と4拍目が小節のアタマになってる感じで練習しましょう。アクセントもここに付いています。
シンバルレガートはスピードによって叩くタイミングが変化しますが、ここでは3連符を意識してトライしてください。


次は左足のパターンです。
これも、シンバルレガート同様、前の小節の4拍目からスタートしましょう。




これは、右手が叩くシンバルレガートのアクセントの位置と同じになっています。



こんどは、右足です。




スウィングのフィーリングをうまく出したいときは、このバスドラの音量を小さく叩くことが重要です。小さい音量で踏むというのは以外に難しく、ジャズに慣れていないと、つい力任せに踏み込んでしまうものですが、うまくコントロールして小さく出せるようにしましょう。



そして今度は、この3つをセットにして同時に演奏してみましょう。






まずはこの3つをしっかりと体になじむまで何度も繰り返し練習しましょう。
一定のテンポだけでなく、いろいろな速さで取り組みましょう。

ここまでできたら次のページから、このフレーズをキープしたまま左手をいろいろ動かしてみましょう。



4WAYとは何か







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