ハネさせる表示2
ドラムの譜面について ハネさせる表示について 2
よく読んでね!
譜面が苦手な人へ
前のページ<<7ページ>>次のページ
16でハネルという言葉を聞いたことがありますか?
前のページでは、一見すると普通のエイトのリズムの表示でも、シャッフルになってしまう表示があると説明しました。
同じような事が、16分音符の場合でもあるのです。この表示を見てください。
これは
普通の16分音符の1、2番目の位置を、16分音符の3連符の1番目とを3連に置き換えて演奏する
という表記なのです。16分の3連なんてあるの?と思うかもしれませんが、これは6連符の半分なのだと考えるとわかりやすいと思います。
なんだか難しそうだと感じた方は、下の譜面を見ながら音を聞いて見てください。
これは、よくある16分音符の連打ですね。普通に連打するように譜面で表記されていますね。
それで、これに最初にでてきた表示を付け加えるとこうなります。
前ページで説明したのと同じように、この譜面の16分音符そのものは、上の譜面と何ら変わりはありません。
しかし、演奏はこういうタイミングになります。
どうですか?つまりこのタイミングはこういう譜面になりますね。
これは、ややこしい言い方をすると、6連符の2番目と5番目がない状態ということになります。
マジかよ!と思った方。いらっしゃるのではないでしょうか。^^;
初心者の方は、見慣れないかと思いますが、実はこれはレッキとした習慣として業界では広く使われています。
今度は、リズムにして見てみましょう。
まずはこれ。
これは、普通の16のリズムですね。
この譜面にさっきの表示を付け加えると、こうなります。
どうですか?違いが分かりましたか?
すこし雰囲気が違いますよね。
違いがよく分からなかったら、この2つの譜面の音を何度も聞き比べてください。きっと分かりますよ!
上と下の譜面では、まったく同じ音符でできていますが、ハネさせるという指定があるために、まったく違うフィーリングに変わっています。
ちょっとややこしいですが、譜面であらわすと、
というようになります。
でもこの譜面ちょと読みにくいですね。ハネる表示がある譜面の方が、見やすいことは、見やすいですよね。覚えてしまえば、ハネる表示がある譜面の方が理解しやすいと思います。
まったく同じ音符がこんなに簡単な指定だけで、こんなにも変化させて演奏させるなんて、考えてみるとほんと不思議ですね。でも音楽業界では、あたりまえに使われている表記なのです。
知らなかった方は、しっかり覚えておきましょうね^^;
リズムってやっぱり面白いですね。^^;
ここでは一部分を紹介しています。詳しく知りたい人は、無料体験レッスンを受けてみてね。
前のページ<<7ページ>>次のページ
|