アクセント理論について

アクセント理論について

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今度はアクセントの形について考えてみましょう。
前ページで、4連符のアクセントの形には16種類あるといいましたね。ここではそれを見ていきましょう。大きく分けると1つの4連符の中に、

A アクセントが1つ付いているものが4種類
B アクセントが2つ付いているものが6種類
C アクセントが3つ付いているものが4種類
D すべてにアクセントが付いているものが1種類
E すべてノーアクセントが1種類

の合計16個です。
もちろん動きの形は、その各々について4個ついてきます。
アクセントの形1つについて、動きの形が4つあるというのがアクセント理論でしたね。


ではまず A について。
これは、アクセントが1つしかついていないという形です。









次に B について。
これは、アクセントが2つつく形になっています。













今度は、 C について譜面をみてみましょう。
これはアクセントが3つつくという形ですね。










次に D つまりすべてにアクセントがついている4連符の形ですね。



最後に、E つまり、すべてノーアクセントの形です。



前ページでも言いましたが、大切なことは、
いま叩こうとしている音符がどういうストロークになるかのは、その次にでてくる音符がもつアクセントによって決まるということなのです。
次の音符にアクセントのあるなしが分かっていないと、叩こうとするストロークが決まらないということですね。

ここでは、アクセントの形を16種類と、動きの形を64種類紹介しました。
4連符のアクセント移動をマスターするには、64種類の動きの形を習得する必要があると思います。普通のレッスンではアクセント移動の練習をするとき、いろいろな問題をただ繰り返すのみのレッスンにとどまってしまっているのです。この64種類の動きの形を知っていると、最初からもっとも効率のよい練習ができます。
この64種類はアクセント移動をするときの、まさに核の部分にあたります。
どうかこれをマスターして、メリハリのある演奏ができるようになってくださいね。








アクセント理論とは何か







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