モーラー奏法において不可欠であるリラックス。
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アクセント理論3連符

 

アクセント理論について

リラックスして取り組もう!

 

考えてみよう!

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前ページまでは4連符のアクセントについて考えてきました。
今度は3連符のアクセントの形について考えてみましょう。

3連符のアクセントの形は、すべてで8通りあります。別な言い方をすると、

A アクセントが1つ付いているものが3種類
B アクセントが2つ付いているものが3種類
C すべてにアクセントが付いているものが1種類
D すべてノーアクセントが1種類

の合計8個です。

しかし、3連符というのは、オルタネイトで叩く場合、拍の頭は常に右手になるわけではありません。拍の頭は左右交互になります。これが3連符のアクセント移動を習得するときの最初の関門になるでしょう。
そしてもちろん動きの形は、アクセントの形各々について4個ついてきます。
アクセントの形1つについて、動きの形が4つあるというのがアクセント理論でしたね。


ではまず A について。
これは、アクセントが1つしかついていないという形です。
Rは右手、Lは左手です。














次は、B について見てみましょう。
これはアクセントが2つついている形ですね。
もちろんRスタート、Lスタートの2種類あります。












次は C を見てみましょう。
これは3連符すべてにアクセントがついているというものです。




次に D つまりすべてノーアクセントである3連符の形ですね。





4連符のときに64種類の動きの形があったように、3連符についても同じことがいえます。3連符というのは音符が3つで構成されていますから、アクセントの形の種類は全部で8通りあります。そして、3連符をオルタネイトで叩いていくと次の拍の時には前の拍のときと逆の手でスタートすることになります。つまりこれは、Rスタート、Lスタートの両方を習得する必要があるということです。そういう意味で手順も含めたアクセントの形は16通りになるということです。
また動きの形は1つのアクセントの形について4通りあることがわかっていますから、合計64通りということになるわけです。

4連符のときも言いましたが、大切なことは、
いま叩こうとしている音符がどういうストロークになるかのは、その次にでてくる音符がもつアクセントによって決まるということなのです。
次の音符にアクセントのあるなしが分かっていないと、叩こうとするストロークが決まらないということですね。

ここでは、アクセントの形を16種類と、動きの形を64種類紹介しました。
3連符のアクセント移動をマスターするには、64種類の動きの形を習得する必要があると思います。普通のレッスンではアクセント移動の練習をするとき、いろいろな問題をただ繰り返すのみのレッスンにとどまってしまっているのです。この64種類の動きの形を知っていると、最初からもっとも効率のよい練習ができます。
この64種類はアクセント移動をするときの、まさに核の部分にあたります。
どうかこれをマスターして、メリハリのある演奏ができるようになってくださいね。








アクセント理論とは何か






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