本当の意味での基礎とは
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モーラー奏法は特殊な奏法ではなく人間の自然な動きを土台にした奏法
ドラムを習いたいと思いたったとき、基礎から学びたいと思うのはごくごくあたりまえのことであろうと思います。何事につけても、基礎訓練というのは非常に大切ですよね。基礎を土台とし、それを積み重ね、応用していくというプロセスを通して、だんだんと熟練していくわけであります。ドラムの世界にも基礎というものがもちろん存在します。では基礎とはいったい何であるのかを考えてみましょう。ドラムは体を使って叩くわけですから、この体の動かし方の基礎というものを知る必要があります。腕を動かすことひとつとっても、大切な事柄がたくさんあります。腕を動かすだけで疲れてしまうのであるならば、動かし方の基礎という部分からみたとき、その動かし方は正しくないといわざるをえません。ドラムを叩くための基礎は、体をいかにリラックスさせながら動かすかということとつながっているべきであると考えています。基礎ということが、単に先輩ドラマー達が積み上げてきた事柄の伝承ということだけで、リラックスするということからかけはなれてしまっているならば、本当の基礎とはどうあるべきかを考えなくてはいけないと思うのです。偉大な先輩ドラマーたちから受け継いだ事柄の中に、動きの基礎という部分が足りないのであれば、それを補う必要があります。当ドラムレッスンではそのお手伝いをしたいと考えております。