モーラー奏法において不可欠であるリラックス。
なぜリラックスには法則があるといいきれるのか?この疑問に答えるべく、無料動画にてこちらで解説しています。
衝撃の内容です!!
気になる方はこちらまで

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投稿者: hiromu 投稿日時: 2006-12-19 1:18:18 (19205 ヒット)



スティックをはさむ




動画はこちらから 3連系手順1



ドラマーのうちのほとんどの方が、スティックを「握って」叩いています。この握るという行為は、ドラムを叩く上で当たり前のこととして行われています。しかし、この行為は、力を入れれば入れるほど、前腕部の筋肉を硬直させ、しなやかな回転を阻害してしまいます。しかも、前腕が硬直してくると、上腕から前腕への動きの流れに支障をきたします。さらに、この流れが悪くなると、肩付近の筋肉が、疲れやすくなります。一般的な理解としては、スティックを握るという行為は手首から先だけのことで、腕のリラックスには関係ないと思っているかもしれませんが、じつはそんなことはありません。腕全体のしなやかな動きと深く関係しています。

リラックスを求めるならば、「握る」という行為は大敵なのです。

「しかしスティックを握らなければ、飛んでいってしまうじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、やろうと思えば、ヒット時にスティックをはさむことさえしないで指にのせているだけで、大音量でのストロークをすることができます。もちろん手にマメなどはいっさいできません。マメができてしまうのは、一カ所に集中して握ってしまうからです。握るという行為から、どれだけ離れることができるかが大切なことです。そのためには、リバウンドのコントロールを高める必要があります。このコントロールには、バウンドを生かすことと、吸収させることの2種類があります。マメを回避するには、この吸収の方法にコツがあるのです。


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投稿者: hiromu 投稿日時: 2006-12-6 23:10:15 (8471 ヒット)



脱力の重要性




動画はこちらから 3連系タタツ アクセント理論8-2



モーラー奏法を習得する上で難しいと感じる部分は、厳密な意味で完全に何の筋力もいっさい使わないわけではないからです。もしそうならば、脱力するのは難しくありません。レッスンにおいても、脱力の大切さを何度も言っておりますが、それがなかなかできないのは、ほんの少しだけ筋力を使うからです(レッスン中でも「スティックを持つとわからなくなる」という感想が多く聞かれます)。この、「少し」というのが曲者で、どれくらい少しなのかというのが、人によって理解が違うことが問題なのです。たいていの方は、「これくらいは使うだろう」の「これくらい」が、使いすぎであることが多いのです。大切な事は、力を入れてもよいと考えるのではなく、いかに力を使わないで動くかということを工夫するということなのです。またこの感覚は、習得した人でないと本当にはわからないのです。簡単に分かった気になってしまうと、脱力どころか逆に力が入っていても気づかないということになりかねないので、気をつけてくださいね。しかも脱力の習得には、「合格」はありますが、「完全」というものはなく、習得した人であっても、さらに続ければ続けるほど進行していくというのが真実なのです。極めようとすればするほど、奥の深い世界に足を踏み入れることになるのです。どうか安く出来上がってしまわずに、日々「より力を使わないようにしよう」という考えをもって練習していただきたいと思います。


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投稿者: hiromu 投稿日時: 2006-11-29 0:19:00 (5126 ヒット)



疲れをとる理論




動画はこちらから 3連系タタツ アクセント理論8-1



当ドラムレッスンでは、基礎練習の根本に「疲れをとる」という目的があります。練習を繰り返せば繰り返すほど、どんどん疲れがひどくなるようでは、その行為が本当に基礎としてふさわしいのかを疑ってみる必要があるのではないかと思います。疲れてしまうのには、すべて原因があります。その原因をつきとめて、それに対する対策をたてられれば、解決できるのです。なぜダブルストロークのときに前腕が痛くなるのかわかりますか?なぜレギュラーグリップで叩くと、右側の腰が痛くなるのかわかりますか?どうしたら手にマメができなくなるのかおわかりでしょうか?なぜバスドラを高速で連打すると太ももが痛くなるのかわかるでしょうか?これらの痛みは、しかたないことで、鍛えるしかないと思っていませんか?すぐに疲れてしまうようでは練習自体ができなくなります。リラックスを求めていく過程で、これらの痛みをすべて消すことが可能なのです。この理論を知らなくても、たまたまうまくいくことはあるでしょう。しかしそれでは、本当に分かったことにはならないのです。その痛みがまた再びやってくるかもしれません。やみくもに練習して回避することもできないわけではありませんが、理屈を知って実行できれば、痛みがやってくる前に回避することができます。当ドラムレッスンではしっかりとした理論にもとづいて、疲れを取り除くお手伝いをしております。

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投稿者: hiromu 投稿日時: 2006-11-22 1:06:18 (4871 ヒット)


「流れ」について





動画はこちらから 3連系タタツ アクセント理論7?2



リラックスして腕を運動させるためには、上腕と前腕の動かし方を工夫する必要があります。どのように工夫する必要があるのでしょうか。それは、胴体に近いほうから順に動くというものです(この場合、胴体はまったく動かないということではないので注意してください。実は、腕をリラックスさせて動かすには、足で胴体を動かして、腕が動く感覚が重要なのです)。当ドラムレッスンではこれを「流れ」と呼んでいます。上腕と前腕が同時に動いてしまうと、リラックスどころか逆に疲れてしまいます。同時に動かないように注意してくださいね。この説明は、サイトでもちょくちょく出てきています。これがどうしてリラックスの運動につながっているのかを、レッスン中に実験して確認しております。この実験を行うと、この理屈の理解力が飛躍的に高まります。

肩関節の安全のためにも、ぜひ習得していただきたいのです。上腕から前腕にかけて順番に動くのならいいのですが、もしこの反対の流れになってしまうと、肩関節が痛んだり、ひどい場合は、これで肩を壊したりする可能性あります。そういう意味でもこれをマスターすることは、とても重要であるといえます。胴体側から腕の先端に向かってエネルギーが流れていく感じをつかんでいただくことが、とても大切であるのです。

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投稿者: hiromu 投稿日時: 2006-11-15 2:27:30 (3961 ヒット)


運動の主体は回転





動画はこちらから 3連系タタツ アクセント理論7?1



私たちの運動の主体は回転運動なのです。私たちの腕や足は、生まれてからこのかた、ぐるぐると回っています。当たり前にことですが、気づいていない方は多いのです。それはまるで、太陽が東から昇り西へ沈むのをみて、地球のまわりを太陽がまわっているというように勘違いしてしまうことに似ているかもしれません。もっと時代が進み、体の動きについての研究がすすめば、多くの方に知っていただけると思います。気づきさえすれば、回転は運動におけるごくごく当たり前のことであると誰もが理解できるようになります。もちろん屈伸運動も使っておりますが、回転運動の補助的な役割で使われることが多いのです。例えば飛行機のエンジンを想像してみてください。メインエンジンとサブエンジンがついているとして、メインエンジンを使わずにサブエンジンだけで飛ぶとしたらどうでしょうか?不可能ではないかもしれませんが、サブエンジンにかかる負荷はそうとうなものになります。体の動きにおいて、メインエンジンに相当するものが、回転運動であり、サブエンジンに相当するものが、屈伸運動と考えてみてください。もしもメインエンジンである回転運動をしないで、サブエンジンである屈伸運動で叩くとするなら、体にかかる負担が大きくなるということになるわけです。モーラー奏法を使えば楽にスピードや音量を上げられるようになるのも、地球にかかる重力とメインエンジンである回転運動を利用しているからなのです。


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