マメをつくらないために
ドラムを叩くとき、手にマメができたりしていませんか ?
演奏中というのは、いろいろなことを感じながら動いているものですから、グリップだけに集中するということは、なかなか難しいものです。 ついうっかり握りすぎて、みずぶくれができてしまうこともおありでしょう。
マメやみずぶくれができてしまうのは、演奏中にスティックを思い切り握りこんで、負担を一カ所に集中させてしまっているいるにも関わらず、それに気づかずに力を入れ続けてしまうために起こることが多いと考えられます。
この状態を回避する方法はないのでしょうか ?
それは、モーラー奏法に代表される、リラックスを主体にした奏法をマスターするしかないのでしょうか ?
もちろん、当ドラムメソッドはもちろんそれをおすすめします。しかし、実はモーラー奏法をマスターしていなくてもその回避方法はあります。
本当は、ヒットの瞬間に握らずに投げるような感じでスティックを扱ってほしいのですが、それはフリーグリップをマスターしなければならないので、それは難しいという人には、
ぎゅっと握りしめている指を使わないでスティックをもちなおしてみましょう。
例えば、常にこんなふうにもってしまうと、、
人差し指の部分がみずぶくれになってしまうことがあります。
そういう場合は、このようにもってみるもの一つの方法です。
この持ち方は、おすすめのグリップということではなく、人差し指に集中的にかけていた負担をなくすグリップで、あくまでも応急処置的なものです。
この形を固定して、もちつづけていれば、今度は別の位置がみずぶくれになる可能性があります。
ですから、いろいろな持ち方をして、一箇所に負担が集中するのを避けるように工夫しましょう。
別な部分にみずぶくれができてしまっている場合も、同じように、その部分の指をはずして、応急処置をとってください。
必ず良くなりますよ。
みずぶくれは、ほんの2・3分でできてしまうことが多く、早急な対処が必要です。対策が早ければ、マメにならずに治っていくでしょう。
しかし、このまま気づかずに、同じ持ち方をしてしまうと、マメとなってしまいます。
いくら長時間スティックを持ち続けたとしても、 1 日2から3時間程度であるならば、マメも水ぶくれもできません。
痛いのはイヤですよね ^^;
僕もイヤです ( 笑 ) 。
その多くの原因は、ヒットするときに握り込んでしまうということによります。 できるだけ握りこまないように工夫しましょう。
痛いという感覚は、体にとっては危険信号なのです。この危険信号をそのまま放置して、叩きつづけてしまうのは、ほかならぬあなた自身の指がダメージを受け続けることになりますよ。
これはモーラー奏法、一般奏法に関係なく、痛みをやわらげられる方法です。
どうかあなたの指をもっと大事に扱ってあげてくださいね。
みずぶくれができたしまった人、はやく治るといいですね!!
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