モーラー奏法において不可欠であるリラックス。
なぜリラックスには法則があるといいきれるのか?この疑問に答えるべく、無料動画にてこちらで解説しています。
衝撃の内容です!!
気になる方はこちらまで

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2013年 : 
投稿者: hiromu 投稿日時: 2013-8-24 11:22:24 (5250 ヒット)

ここでは、ダブルストロークを利用したカッコいいフレーズをお教えしています。

I want to demonstrate how you could apply double strokes to phrases like this.


無料体験レッスン受付中!
hiromu@drumlesson.cc

英訳 Kina Ikezu
Translated by Kina Ikezu

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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-12-25 0:00:00 (6342 ヒット)
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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-12-11 15:58:38 (8734 ヒット)



スティックは投げるもの?









当ドラムメソッドにおいて、グリップを考える際に重要なことは、スティックをできるだけ握らずに、まるで投げるかのように扱うということです。


 


フリーグリップをマスターするためにも、この感覚は重要になります。


 


私たちが箸を持つとき、どのような持ち方ですか?


あえてスティックでやってみますね。


こんな感じにもちますよね?



 


鉛筆をもつときは、どうでしょうか?


こんな風にもちますよね?



 


こんな風にもつのは、あまりきれいではないですよね?



 


これらに共通することは、指先で扱うということです。


当ドラムメソッドにおいては、グリップもそのように、指先で扱うことを指導しております。


 


 


 


でも、注意してほしいことがあります。


それは、ヒットの瞬間に握り込むような感覚をもっている人が、指先でスティックを扱ったらどうなるか?


当然指先に大きな負荷がかかります。すぐに痛くなってしまうでしょう。


ほとんどのドラマーがヒットするときに、握りこんでいるので、痛くなってしまっては、危険ですから、安直にまねをするのはお控えくださいね。


 


では、どうすればいいのでしょうか?


 


やっぱり握りますか?


 


確かに一部そういう部分もあります。


 


完全な意味において、いっさい握ることはないということではありません。グリップを考える際には、この部分が非常に難しいのです。


実は、ヒットするときにスティックを握らない感覚で、扱うことができると、簡単にスティックを指先でコントロールすることができます。


そのためにはフリーグリップをマスターする必要があります。グリップがフリーに近づくことにより、スティックを指先で扱う感じがわかってきます。


 


では、どうしたらスティックを投げるように扱うことができるのでしょうか?


 


それを、考えるまえに、そもそもドラマーはなぜスティックをにぎってしまうのか?を考えてみましょう。


 


それは、ヒットの瞬間にリバウンドがあるからなのです。


リバウンドがまったくないのなら、スティックを握る必要は感じないと思います。例えば、枕を叩いてみましょう。ヒットの瞬間に指を離しても、リバウンドがまったくおこらないので、安心して指を離せますね。これがリバウンドのあるドラムを叩いていても、同じように指を離せるのなら、フリーグリップの土台ができたことになります。


例えばこんな感じですかね。







 


 


 


では、リバウンドはどこで処理するのでしょうか?


 


リバウンドの処理を指でしてしまうと、スティックを挟むというわずかな力を使ってしまうので、完全なフリーな状態にはなりません。実際のフリーグリップはこの状態なのですが、これがくせ者なのです。


指はいつもいつも完全にスティックをさわってもいないというのは、不可能でありますが、


しかしながら、一定の条件をもたせれば、ヒットの瞬間に挟むことさえしないで、連続したストロークが可能です。


フリーグリップの感覚をしっかりつかみ、マスターするためには、ヒットの瞬間には、たとえ大音量であろうとも、スティックが指の上にただ乗っているだけで、決して挟んだりしないという感じをつかまなければならないのです。リバウンドを指では吸収しなくても、ストロークができる感覚が必要なのです。


つまり、リバウンドは、主に腕で吸収することなのです。これができてはじめて、指がフリーになることができるのです。


そして、本当の意味でスティックを投げるように扱うことができます。


リバウンドをスティックを挟むことで吸収しているうちは、フリーグリップの習得は浅いものになっていると言わざるをえません(もちろん、挟んではいけないということではありませんよ、念のため^^;)。


指の力を完全に使わないでヒットすることができてはじめて、無駄なく少しだけ使うという感覚になることができます。


 


 


 


 


 


 


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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-11-26 12:00:00 (13054 ヒット)


インフィニティーの種類








私たちの腕をリラックスさせて動かすと、上腕の回旋を伴うということが前回の内容でした。これはドラムのモーラー奏法に限らず、野球の投球フォームやテニスのスウィング、水泳などの腕を使う運動にとっても、大変重要な動きとなるものです。ここでは、腕の動作のときにあらわれるインフィニティーの種類を2つご説明いたします。 モーラー奏法にとって大変重要な動きです。必ずマスターしてください!


 


1. インフィニティー


 


この運動は、前回紹介したものと同じ動きです。


 


右利きの場合、内回転でできる円が自分の左側に、外回転でできる円を自分の右側につくるように描きます。


 


 


 


ドラムに応用するなら、内回転をスネア、外回転をフロアタムで叩くようにするとわかりやすいと思います。


 







 




2. 逆インフィニティー ( カウンター・インフィニティー )


こちらは、1つ目のインフィニティーを描くことができてから、取り組みましょう。


こちらの場合は、一番目と描き方が逆となります。


わかりやすくいうと、右利きの場合、内回転でフロアータムを叩いて、外回転でスネアを叩くような動きです。


一番目とは描き方が逆になるので、自分から見て、右側にできる円が内回転、左側にできる円が外回転ということになります。


 


当ドラムメソッドでは、ハイハットを刻むときのインフィニティーは、最近ではこちらを推奨しております。


 







 


ここで注意してほしいことは、上腕と前腕の動きの関係が、反対になるわけではありません。反対に前腕から上腕に向かって流れをつくってしまうと、肩関節を痛めるリスクが高まります。反対の流れにはならないように注意が必要です。また、上腕の外旋・内旋はストロークがひとつでも、必ず両方出てきます。


例えば、外旋のみ行われて、内旋が行われていないということはありえません


 


 


 


この2つのインフィニティーは、一番目は取り組みやすく、理解しやすいという面があります。


逆インフィニティーは、内回転と外回転の打点が接近するため、同一の楽器で演奏するときに有利に働きます。


 


また、もちろんですが、インフィニティーはブラシで演奏するときにも、応用できます。クロック・ワイズとカウンター・クロックワイズという動きが紹介されたことがありますが、これなども、インフィニティーを使えば、すぐに理解できます。簡単にいうと、右腕の場合、クロックワイズが外回転、カウンタークロックワイズが内回転となります。


詳細は、また期を改めてご説明したいとおもいます。


 


※外回転・内回転という言葉は、当ドラムレッスンにおいて作り出された造語です。解剖学や運動学などには、そのような言葉はでてきません。解剖学ででてくる外転・内転と混同しないように注意してくださいね。


 


解剖学では、各関節ごとに運動を分解して、理解するにはとても優れているとは思いますが、体全体と腕、脚という観点では分析がされておりません。これは、残念ながら、解剖学にとどまらず、西洋医学がもつ弱点のひとつであろうと思われます。とはいえ、分析するという点では、非常に有効ですので、当ドラムメソッドにおいても利用させていただいております。


 


 


 



 


 


 


 


 


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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-11-12 12:00:00 (7391 ヒット)


インフィニティーとチップの軌道







 


ドラムを叩くうえで、ストロークを語る際に、チップの軌道はどうあるべきかがさまざまなところで語られています。


 


よくある話として、軌道は最短距離を通るべきであるというものがあります。みなさんもそのような話は聞いたことがあると思います。確かに、短い距離を通れば、チップの移動は素早くなるというのは、まちがっているわけではありません(モーラー奏法においても、チップの軌道自体を小さくするということは、スピードをあげるときには、重要な要素です)。しかし、一般奏法では、この考え方が、腕を動かしにくい動作を誘導しているために、かえってスピードがあがりにくい、あるいは、リラックスしにくいという現象がおこっています。ここでは、モーラー奏法に代表されるリラックスを主体とした奏法がどのような軌道を描いているのか、また、描くべきかを考えていきましょう。


 


そもそも、腕をリラックスして動かす法則はどんなものであったかというと、胴体側から順番に動くという法則です。複雑さを避けるために、腕だけで考えると、肩ー上腕ー前腕ー指ースティックといった具合です。これらが、なめらかに連携して動くということが大切です。


 


上腕がまっすぐ前に出るような肩関節の屈曲では、上腕と前腕が同時に動きやすいため、負荷がかかり、腕全体の動きをなめらかにするのは、難しいのです。上腕の長軸に対する回旋(外旋・内旋のこと)はみられません。



 


上腕が真横にでるような、外転も、写真のように上腕の内旋が含まれていないならば、これもなめらかな動きは難しいのです。写真のように、上腕と前腕が同時に動くと、三角筋の真ん中や棘上筋に大きく負荷がかかります。



 


単純な外旋・内旋では、ドラムを叩くことは、難しいです。縦方向の運動がまったくないからです。






 


必要なことは、これらの動きが適切に融合しているということです。


 


 


この適切な動きの融合を可能にしているのが、インフィニティーを描くように動くことなのです。
















上腕の屈曲・伸展は、若干ふくまれています。また、肘の屈曲・伸展もおこっています。


屈曲・伸展は、おこしてはダメということではないので、注意しましょう。


 


 


チップの軌道は、腕をリラックスして動かした場合、インフィニティーを描くということになります。


 


 


インフィニティーには、2つの円ができます。右腕の場合、自分からみて左側にできる円が内回転(上腕が主に内旋、外転するとき)をしながら作る円で、右側にできる円が外回転(上腕が主に外旋、内転するとき)をしながら作る円になります。


 


 


伝統的なモーラー奏法は、このインフィニティーの2つの円のうち、外回転でつくる円を大きく、内回転でつくる円を小さくして演奏するという特徴があります。


このため、内回転でアクセントをつくるという発想がないようにみえます。


 


詳しくは、またあらためてご説明いたします。


 


筋肉に頼らないスピードアップにおいても、インフィニティーを描くという行為が誘導する上腕と前腕の動きをマスターすることによって、大きな効果がうまれます。しっかりとマスターすれば、必ずスピードは上がります。


 


例え、腕全体が動いていても、テンポ200で8分音符を無駄な力みなく刻むことが可能です。ぜひ無料体験レッスンにてあなたの目で確かめてください。


 


 


 


 


 


 


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