モーラー奏法において不可欠であるリラックス。
なぜリラックスには法則があるといいきれるのか?この疑問に答えるべく、無料動画にてこちらで解説しています。
衝撃の内容です!!
気になる方はこちらまで
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投稿者: hiromu 投稿日時: 2008-4-12 22:46:57 (6248 ヒット)




腕はどこから?





このマネキンの腕をみてください。


私たちの腕が、このマネキンのようになっていると思っていませんか?


私たちの腕はこのマネキンとはまったく違う構造をしています。


 


モーラー奏法を習得するにあたって、腕の構造をしっかり把握するということは、とても大切です。なぜなら、漠然とした理解では、正確な動きを実現するには難しくなるからです。この意味がおわかりになるでしょうか?


あなたが理解している腕の構造が、事実と異なっているとしたら・・・



リラックスの実現は、正確な把握からはじまります。


腕のはじまりは、どこだと思いますか?



腕のはじまりを上腕骨のと肩甲骨、鎖骨の関節部分だとおもっていませんか?


この映像を見てください。


人体の骨格が表示されています。



H-Bone_F posted by (C)ブルーバックイメージ


 


腕のはじまりの一つは、肩甲骨です。


もう一つは鎖骨と肋骨の関節部分です。


 


腕は鎖骨(さこつ Clavicle)、肩甲骨(けんこうこつ Scapula)、上腕骨(じょうわんこつ Humerus)、尺骨(しゃくこつ Ulna)、橈骨(とうこつ Radius)、手根骨(しゅこんこつ Carpal bones)、中指骨(ちゅうしこつ Metacarpals)、指骨(しこつ Phalanges)という骨からできています。


 





不思議に感じるかもしれませんが、肩甲骨は、肋骨と接している部分がまったくないのです。とても自由でいろんな動きができる部分です。この肩甲骨のリラックスしたなめらかな動きには、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、菱形筋(りょうけいきん)などのインナーマッスルのリラックスした運動が大切になります。モーラー奏法にとっても、この肩甲骨の自由な動きは、とても重要です。




肩関節は、鎖骨・肩甲骨・上腕骨の3つの骨が中心となって構成されています。この関節は、とても可動範囲が広く、上腕をいろいろな方向に動かすことができます。

また、多くのドラマーが気づいていませんが、この肩関節自体が動くことが可能になっています。




肘関節はとてもユニークです。肘から先の動きは、屈曲・伸展、回外・回内の動きを担当します。肘の関節は、蝶番関節の働きである屈曲伸展だけでなく、橈骨の動きをメインとした回内・回外の動きをすることができます。高速のストロークに役に立つ動きです。


マネキンや人形をみると、肩は胴体の一部となってしまっています。自分の肩を人形のような構造であると認識している人が多いのですが、それはまちがいですよ。




この部分に気づけないと、本当の意味で腕を自由に扱うことはできません。したがって、リラックスの進行もある程度のところでとまってしまいます。


腕の構造をしっかりと理解して、理想的な動きをマスターしましょう。



 



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