運動の主体は回転
動画はこちらから 3連系タタツ アクセント理論7?1
私たちの運動の主体は回転運動なのです。私たちの腕や足は、生まれてからこのかた、ぐるぐると回っています。当たり前にことですが、気づいていない方は多いのです。それはまるで、太陽が東から昇り西へ沈むのをみて、地球のまわりを太陽がまわっているというように勘違いしてしまうことに似ているかもしれません。もっと時代が進み、体の動きについての研究がすすめば、多くの方に知っていただけると思います。気づきさえすれば、回転は運動におけるごくごく当たり前のことであると誰もが理解できるようになります。もちろん屈伸運動も使っておりますが、回転運動の補助的な役割で使われることが多いのです。例えば飛行機のエンジンを想像してみてください。メインエンジンとサブエンジンがついているとして、メインエンジンを使わずにサブエンジンだけで飛ぶとしたらどうでしょうか?不可能ではないかもしれませんが、サブエンジンにかかる負荷はそうとうなものになります。体の動きにおいて、メインエンジンに相当するものが、回転運動であり、サブエンジンに相当するものが、屈伸運動と考えてみてください。もしもメインエンジンである回転運動をしないで、サブエンジンである屈伸運動で叩くとするなら、体にかかる負担が大きくなるということになるわけです。モーラー奏法を使えば楽にスピードや音量を上げられるようになるのも、地球にかかる重力とメインエンジンである回転運動を利用しているからなのです。