度々出てきていますが、腕の回転には方向が2種類あります。肘が体から離れていくような動きをとるとき、上腕が内旋し、前腕が回内します(当ドラムレッスンではこれを内回転と呼んでいます)。また、肘が体の近くにもどってくると、上腕は外旋し、前腕は回外します(これを外回転とよんでいます。ちなみに上腕と前腕はかならず同じ方向に回転するというわけではありません。例えば、肘が開いて上腕が内旋しても、前腕を回外させることもできます)。大切なことは、力を抜いてリラックスさせると上腕も前腕も同じ方向に回るということです。力んでしまうと、うまく回らなくなります。この2つの回転というのは、必ずセットでおこなわれます。内回転と外回転が交互に行われるわけです。内回転のみが行われて、外回転が行われないということは、ありえません。肩が外れます(笑)。モーラーバージョンのアクセント理論では、この両方を組み合わせてすべてのアクセントとたたくことができるように考えてつくりました。いろいろな動きの組み合わせを練習できるように工夫されています。
3連系ツタツ アクセント理論3?2