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ここでは、フリーグリップの基礎練習の方法を公開します。
練習の前に、当ドラムメソッドのフリーグリップの理論をしっかりと把握しておいてくださいね。
この理論を把握しておかないと、なぜこの練習が重要なのかが全くわからなくなって、練習のモチベーションがあがらなくなってしまいます。
必ず把握しておきましょうね!
こちら
フリーグリップとは何かフリーグリップを考えるもちろん、内回転と外回転の基本ストロークがしっかりとマスターできている必要があります。一般奏法におけるグリップの話は大抵ドラムを習う時の一番最初に出てきますが、実はそれが腕を動かしにくくしている原因の一つです。
ですから、フリーグリップに取り組む前に、しっかりと腕の動きと脱力感をしっかりとマスターしておきましょう。
まずはフリーグリップの完成形を見てください。
これは、内回転で音を出している状態です。スローで撮影したものです。
ヒットの瞬間にほとんど指に力を入れていないのが見て取れます。
指に力を入れなくて済んでいる理由は、リバウンドを腕で拾っているからです。
そのため、ヒットの瞬間に、エネルギーを下に送るべく指を伸ばすことが可能になります。このとき、重力や遠心力によって指が伸ばされてしまう感覚が大切です。
ヒットの瞬間の実際の感覚としては、まるでスティックを持っていないような感じになります。
ほとんどの人は、挟みすぎたり、握ったりしすぎてしまいますので、本当にできているかどうかは、フリーグリップをマスターしている先生に見てもらうことをおすすめします。
この、まるでスティックを持っていないような感覚をマスターするために、実際にヒットの瞬間にスティックをはさむということさえしないように練習してみましょう。
ここには2種類の映像があります。
最初の映像はフリーグリップの完成形です。
2つ目の映像はフリーグリップの最も大切な感覚である腕でリバウンドをひろう感覚をマスターするための練習です。この感覚が身についていないとフリーグリップは形をまねるだけになってしまいます。
2つ目の映像での指の形はフリーグリップそのものではありませんので注意してくださいね。
あくまでも、仮の形です。
ここで、しっかり練習してから、最初のフリーグリップの完成形に取り組んでください。